06:バケツでがんがん塗り潰す |
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縁取ったらバケツで塗り潰し。こんなカンジになります。偶に穴が開いててレイヤを塗り潰してしまうこともあるのですが(^p^)、そのときは穴を探してそこを埋めてバケツで塗ります。偶に見つからないこともあって、そん時は分割してちょっとずつバケツで塗ってみたりとか、諦めて鉛筆で塗ったりとかします。 |
07:バケツの塗り斑を埋めるよ |
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saiさまはバケツ塗りしたときに、エレメンツみたいに境界面が浮かないのでこの作業がほんと楽です。下地が見えるところは塗り斑なのでそこをつぶします。そんで、はみ出してる部分とかを消しゴムで消してあげます。
これを繰り返してカラーリングをします。
因みに今回使ったレイヤは下から順に、
・アタリ(塗り斑チェックに塗り潰した下地)
・肌
・肌影
・髪
・ハイライト(不透明度60%)。これだけエアブラシで塗ります。
・軍服&郡治のズボンのベース
・軍服&郡治のズボンの影
・(郡治の)襯衣&マントの裏地のベース
・(郡治の)襯衣&マントの裏地の影
・白衣&マントのベース
・白衣&マント影
・かぼちゃステッキ
です。
実際レイヤに振った名前とは違いますが……。
とにかく塗るパーツごとにレイヤを分けます。
因みに影入れが大の苦手です。何処に入れたらいいか未だに良く判りません。なので基本的に影レイヤは、そのパーツの縁取りをして主線の皺部分をなぞりフィーリングで追加、ってカンジのアバウトさで塗ってます。アニメ塗りっぽい塗り方だと、それでもそれなりに見えるんですよ。 |
08:塗り終わったら背景色を白に戻します |
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そうするとまた塗り斑が見つかったりするので(薄い色は背景が濃くないと塗り斑が見つからないんだけど、濃い色は背景が薄くないと見つからなかったりするんですよこれが)、それを修正。はみ出しがあったらそれも綺麗にします。
そうしたらここで改めて上書き保存して、今度はエレメンツにお引越しです。 |
09:エレメンツでの作業だよ |
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saiさまとっても使い勝手がいいんだけど文字入れが出来ないので最後はエレメンツです。でも今回は文字入れないんだけどね(苦笑)。フィルタで誤魔化したり(誤魔化すなよ)することもあるので最後はやっぱエレメンツなんですよ。サミシイ背景を何とかしたりするための便利ブラシとかフィルタとかプラグインとかはエレメンツなので。
けど今回は結局、一番上に白のベタ塗りレイヤを不透明度20%で被せて色味を抑えるだけにしました。フィルタも試したけど入れない方が良かったので。
因みに、誤魔化すっていうのは「少しでもいいものに見えるように工夫するべく自分の画力外の力を用いる」って意味なので、あんまり悪い意味に受け取らないでいただけると嬉しい。
残念ながら背景描いたりができないので、その代替手段として背景を埋めたりなんだりするのがここでの「誤魔化し」の意味です。あくまで誤魔化してるのは背景です。 |
10:リサイズしたら完成だよ |
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小豆部屋は背景色が黒なので、それにはめこんで違和感がないように&下部広告にひっかかったり閲覧側の解像度なんかも考えて、ちょっちリサイズ。
因みにもともと幅350pxの縦600pxで描いていたものを、幅315pxに縦横比維持で縮小してレイヤを統合して、幅350px縦600pxの新規キャンバスに移動して、目検討のセンタリングで黒枠をこしらえた次第。いや別に縮小したままでもいいんだけどさ…そうすると位置調整をパーセント指定にしなきゃならんくなったりとか面倒くさいから余白をイラスト側で作って入れてしまおうというね…ものぐさっぷりが反映されている状態なんです。はい。 |
11:あとがき |
●真壁はいつもこんなカンジでカラー作業をしています。これが真壁の画力の精一杯です。カラーは常に全力。ネタとか描き捨てとかの類以外は基本的に全力で描かないと自分で見るに耐えない代物になりかねないので全力で描いてます。結構神経使う作業ですカラーは…特に仕上げが。
●参考にはなることはあんまりない気がしますが…saiさまなんてほとんどカスタマイズしてませんしね。使わないペンを下の方に移動したりしたくらいですよw
エレメンツは、vectorでフォトショ用のフリーのプラグインやらブラシやらを落としたり(エレメンツでも使えるんですよこれが)して結構いじっていたりするんですが。
●とりあえずこんな風に塗ってくと、真壁っぽいカラーリングの絵になるよ…みたいな?
バケツ塗りを多用するのが手抜きに見えるかもしれませんが、これは効率の問題と思っていただければ幸いです。真壁の画風(なんて言葉を使うのはちょっと恐れ多い気もしますが)と割り切っていただければと思います。
●好意的な質問については真壁の答えられる範囲で応じたいと思います。
辛口な御意見につきましては、どうか皆様のその寛大な御心に留め置いていただきたく思います。「落描き」なりに努力もしたり、試行錯誤もしたりして、現状の精一杯で仕上げているというのを汲んでいただければ幸いです。
お粗末さまでした。
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